最近(2023/02/03)

2023/02/03

ダシガラみてえに疲れた。柔らかいパンしか喉を通らない心境だ。
ボロは着てても心がダイヤモンドだから…と、本当に思っているというわけではないがそうでも思わんとやってられんので、自分に言い聞かせ騙し騙しやってきているが、真に心がダイヤモンドのような人間に出くわすと、あまりの自分の薄汚さに打ちひしがれてしまう。真に心がダイヤモンドのような人間は、ちょっと離れたところから見ているだけで心に涼しい風が吹いたような気分になる。

眼球にレンズを埋め込む手術、以前に網膜の穴を焼いた時が全くの無痛だったので、苦痛に関する心配は全然していなかったんだけど、「従来型の虹彩にツメで引っ掛けるタイプのレンズは……」という記述を目にしたら「え? 虹彩に?? レンズを……???」となり、その部分を起点にしてめちゃくちゃ嫌かもという感情が芽生えてきた。虹彩って“レンズのしぼり”みたいなものだと理解していたけど、何となくしくみとしてそうだねと思っているだけで痛覚の通ってる自分の体の一部という実感があんまりなく、どっちかというと「爪の半月」とか「自制心」みたいな、そこだけ選択して触れるような物理的な部分だと考えたことがなくて、その、それに、ツメを引っ掛けることができる??? とは??? みたいな、今まで痛覚のなかった部分にいきなり神経が通ったような嫌さを覚えた。痛そう。

寝る前に1章か2章だけ読んでいて永遠に読み終わりたくないくらい面白かったが、読み終えてしまった。天蓋の店なんて見たことないが一時期まではあったんだろう。ものすごくグロテスクってわけじゃないけど本当に見てきた人にしか言えない地味さがあるがゆえに血飛沫跳ね散らかってるよりグロテスクな感じがするってことがあって、“虎の毛皮の頭の部分に虫が湧いてごはんの腐ったような臭いがしていた”みたいなのもそれだった。

正月、本当に何も読まなかった。これだけ読んだ。

文庫になっていたのでもう一度読んだ。疲れていて目に付くすべてに噛みつきたい気分のときにも読める。

 

2023/02/01
寝癖を直すついでに首の後ろにドライヤーを当てて暖をとるのが癖になっている。暖かさに即効性があってやめられない。

今日は妙に元気で好きなラーメン屋でラーメン唐揚げセットを食べる余裕もあった。
仕事で関わった飲食店の男性が、ものすごく感じが良く、こういう男はどこへ行っても出世するだろう……と思った。二枚目ってほどではないけどくっきりした眉とちょっと眠そうな目、明るいとか元気がいいってほどではないけど良く通る声と実直な発言、自分が社長であればこういう男性をこそ可愛いがりたいものだ。ほんでしばらく銀と金のことを考えていた。

 

2023/01/27
布団乾燥機はダニを駆除する手段だとしか捉えていなかったので、冬場の布団を温めるために使っている人を見て目から鱗が落ちた。冬の冷たい布団って体温でせっせと温めるしかないものだと思っていた。