2022年の日記

2022/4/7

かつて書いていた日記とかを見ると、今の自分は最高の自分ではないが、まあまあいい、と思う 全部を欲しがっていないので
ある程度取捨選択ができるようになってきて、すべてのものやことをしようとしていないとき、良くも悪くもこの操作性・このキャラ性でやっていくしかないんだなと思ったときに、悪くないじゃん、結構気に入ってる、みたいな操作感がある マリオじゃなくルイージの、ジャンプが高すぎてグリップが効かない感じがいいんだよみたいな

夢の中の雑貨屋って目を凝らさないとよく見えない(描画されていない)けど現実の雑貨屋って目を凝らさなくても商品が存在しているから良いな〜

2022/4/10

アイドルにはまってみたいが一度もはまれたことがない。たぶん才能がいる。
やっぱり付け焼き刃の技って死後までは持っていけない、記憶喪失になったらできなくなっちゃうような技は技とは言えない、幽助が暗黒武術会の直前に寝ながら雑魚キャラをぶん殴ったときのやつ、自分の無意識とくっついちゃうくらい擦り込んで擦り込んで、もう技と自分が一体化しちゃって、はじめてそれが身についたといえると思う、そういう状態にしようと思ったらやっぱりたくさん身につけるのはむりで、ひとつかふたつくらいになってしまうと思う、だからわざわざ「技のデパート」って言うんだな……と思った

マクドナルドのアップルパイ。美味しい。美味しいけど憧れが抜けるまで食べたのでもうそんなに好きじゃない。好きなものが好きじゃなくなるまで食べ続けると満足。

2022/4/12
フリージアって漫画を読んで学んだことは今ならまだ間に合うってこと、今なら意識がはっきりしていて現実に干渉できる、思い出になってからではもう無理、でもたしかに「今」なのに終わりかけているものごともあって、間に合わないときがある

奥行き1mもないベランダを「他の物件より広いんで洗濯物干しても余裕ありますよ」とか言っているとたまに死にてえなと思う、私がじゃなくて、このあたりでこの価格の物件を探すということはこういう生活を受け入れるってことで、よく考えると死にたくなっちまうな。生きてるのに広い空間で生きられないのってなんか変じゃないか。みんなそうなんだけど。草っ原を駆けずり回りたい気持ちをみんなどうしてるんだろうと思う。今でさえなぜ?? って思っちゃうんだから、物理的に肉体的に駆けずり回れなくなってからが懊悩の本番って気もする。

2022/4/14

事実のトレス
絵ならトレパク

2022/4/15

頭痛がするので22時半に寝た、早起きするつもりでいたが普通に7時に起きた、起きて1秒で仕事のこと考えてしまったので夢が雲散霧消した
3年くらい前のある日心身の一体感がなくなった日があり、戻らないままそれが普通になった
思いっきり根暗な遊びしたくて一人でトランプのペイシェンスしてる
無限に音楽を聴けるのに何聴いていいか思い浮かばず聞き飽きたやつを聴いている ディスクガイドとか見て今週聞くアルバムとかピックアップするべきなのか? お勉強人生

もう24時間じゃないスーパーで買い物をした

2022/4/16

花グロい。お花きれい〜とは根本的に違う 植物も動物みたいに周りを侵食する 雑草とか特定外来種とか それがたまたまきれいに見えるのは人間の都合で、植物はなんの意志も感情もなく増えていく、ウイルスとか細菌みたいに増殖を繰り返していく
ネモフィラとかラベンダーの花畑がきれいに見えるのはやっぱりそれが人間の手のもとで秩序化されているから、コントロール可能な状態だから、檻に入れたトラとかピューマを「猫みたいでかわいいね」と言える状態だから、花は生殖器をむきだしにしている、無秩序に寄せ集まった花、人類滅亡後の世界の花
2022/4/20

早寝したら何もできてない

2022/06/07
庵野秀明展を見た
一貫しているということは大事だな メモリの無駄遣いをしないということが…
イメージボードとか設定画が面白かった
グワっと!とかバガン!とかバシュッと!とか指示がおもろい、自分のよいと思うものを作ろうとしている

2022/06/09
でかい石をひっくり返したら虫がたくさんいるって感じにラウンジに寄り集まっている、人が。
カバンの中でペタンコになっていたあんパンを薄暗い部屋で食べてうまかった。甘い。疲れている時にしか実感できないけど甘いものはいつでも優しい。
自分も誰かに優しくされたいな、というときに人は何をするんだろうな。創作?これ書いてやるからなと思うからやれているけどそう思えなくなったらしんどいだろうな。
妹がしんどかったらしくでもそんなそぶりには見えなかった。たぶんみんなそう。
地元(風光明媚)にうつ病の人間を連れて行ったらうつが治ったという話が身近に二つあったらしく、そんな話を聞くと本当かもしれんなと思うけど、自分に関わりのない田舎だから効くみたいなところもあって、そもそもそこに住んでいる人間がうつになったらどこに行けばいいんだろうと思った。
帰り道にでっけー声で歌う異常者になろうかな。
遠くの我が子より近くのカルト
2022/06/28

リスニングCDが楽しいという世界観
リスニングCD聞いたあとに久々に普通の音楽聴くとびっくりする、詩情があるので
墓みたいに石棺みたいに立ってるマンション
嘘みたいに晴れている ネッツトヨタの看板青い
あんまり涼しくない電車でみんなで揺られている
お腹いっぱいそれぞれ噛んだ昼食を胃の中に入れたまま午後の業務
ロマンティックなことを考えたりする余裕がない毎日を貧しいという
生活に関係のないことを趣味にできない、生活そのものを趣味にするしかない、趣味と仕事を兼ねようとするさもしさ。
日本地図見てると全部つまらなくてこのまま死んでも同じだと思う
河童と同じだから首の後ろに太陽が当たると、死ぬ。
大きい駐車場見ると癒される
都会で家族連れのおじさん見ると身を切られるようにつらい、うらやましい、ここで生活を安定させていて拠点がある人。
傘袋落として悲しい

2022/07/13
毎日会いに行ってあげる 毎日会わないと怪物になるから

去年確かに早起きして散歩するようにしていたけど習慣が消えた

2022/07/21

衝撃を受けた瞬間の反応って人格じゃないなと思う。生き物。
水漏れがする蛇口を、これ放っておいたらなんか言われるなと思い、直した。昼飯を、なんかもうどうでもいいや、もう終わり終わり、と思いながら定食屋で食べた。いつも行こうとするタイミングで閉まってる店だが、今日は入れた。お造りの定食がありますよと言われたが油淋鶏を食べた。

2022/07/22
自分に都合の良い行動にそれっぽい理由をこじつけることのできる人はすごい

2023/2/20

「最悪、極端な話、自分の中の真実が本当にそうなら、人殺しててもいいと思うんですよ」と言ったら、「わかるーーー! だって、自分の中が『そう』だったら、それしかできないもんね!」て返ってきて、分かるんかいだし、分かるなよでもあった。

短歌の話をしていて「短歌ってどういうもの? クリエイター系の人と話をするときに、無限に想像力を膨らませる分野と、プログラミングみたいに型が決まってて型の中で技を競う分野があるけど、短歌はどっちの感じ?」と聞かれて、いい質問ですねえ!!って池上彰になってしまった

おいしいご飯屋さんに行ったことでバゲットの意味を理解できた バゲットってつまらないもさもさした無意味な棒だと思っていたけど薄くカリカリに焼いた上にアボカドを乗せて食べるとおいしい クラッカーとか白米よりも乗せる意味がある

2023/3/7

八極拳 物珍しくて興味あるけど、自分が何をやるか選ぶのってかなり環境が大事で、適さない環境でむりやり始めたことはフェイクになってしまう すごくなって世に出ていく人は才能もあるけど環境にも選ばれていて、本人の資質とは別レイヤーでそれ自体がギフト みたいに思う最近
この環境でフェイクじゃないのはなんだろうな 
関西圏で中国拳法やってるのはほぼ変なマニアしかいない 変なマニアの中でだけやる拳法ってなんなんだと思う 競技太極拳とかガチっぽくて興味あるけど本当に情報が少ない 環境に選ばれるようにして何かを始めた人の姿をみるといろんな感情が湧く

プロポーズってもしかしてプロポーザルと同じ…!? 自分との未来を提案しているってこと⁉︎

2023/03/07
仕事と麻雀って同じ? もとい 人生と麻雀って同じ?とか 人生と営業っておなじ??とか 永遠に何かと何かは同じ?? と思い続けているけど、たぶん違って、人生はずっとやっていたことの形になってしまう が正しいのでは
まじで具合悪くなった 
これって人生であってますか

プロフィールに 公共の場では見ません パスワードの横流しはしません どうのこうの…って書く文化って 一部の冗談(?)と思っていたけど本当のやつなんですか…これで大丈夫なわけないのに これやってるから自分は大丈夫な人間です!みたいな茶番をやらなきゃいけないの 疲れていたらむりなやつですね

2023/03/09
短歌の持続力、2週間くらいしかない。
受身バッチリでも頭に衝撃が抜けるとしんどい、自転車の衝撃、電気が体を通ること

あらゆる加害って相手に衝撃を通すことを目的としている?? 衝撃に特化した変な格闘技があるけどあれって真実ですかもしかして

2023/3/10
「客先に出向いたら室内にライオンがいて、噛まれる夢見たんですよ」て言ったら「まだ壊れるには早いで」て言ってた。上司。
社の人、人の心がないと思うけど、私が単なる前方不注意で事故りそうになっても「やめてや〜?」ってヘラヘラするだけであんまり怒ってこないところは好き

2023/3/11
洗えるスーツって当然なんだけど洗えそうな見た目してる。洗えなさそうな見た目だけど洗えるスーツが欲しい
長い時間をかけて変人であることを受け入れつつある でもまだ諦めていないぞ 
「あの人って悪い人じゃないけど変わってるよね」の、何にもつながらない変わってるさよ

今が一番気楽で自由だな〜。なんでもしちゃお
病的に説明が苦手で下手だ

社会がひとつの大きな生命体であるとするならば私は十全に働く一つの細胞であるべきだ 強くなることを求める道のさなかにいるのであればその道中も強くなければならない……と 何かを見たわけではないがどっかには書いてあるだろうなってことを思いながら歩いた

2023/03/13
記事だけ読んでいる時は気づかなかったけど動画に出演しているライターがストレス性のチック症状が出ているのを見たときにつらくなる ディズニーランドも誰かの労働

2023/03/19
駐車料金ってこのへんだといくらくらいから安いって思います? 30分200円とか? と聞いたら、1分くらい考えて「高いとは思うけど、安いとは思わないかもしれない」と言われて、こんなしょうもない話題なのに素朴な感情で答えてくれた感じがして嬉しかった

2023/03/20
エレベーターのボタンを押すときなんとなく曲げた指の関節で押すようにしているけど目がかゆいときも同じ曲げた指の関節を使うんだよな。より悪い

脳のスペックがあんまよくない 仕事してると仕事のことしか考えなくなっちゃう

「わざわざ言ってくるってことはよっぽど嫌なんだろうな」という視点を持ってあげないとパートさんとかに嫌われる。真理です

最近(2023/03/23)

2023/03/23

朝は肌寒い気がするけど昼頃となるとちゃんと暖かい。会社の人と外を歩いたら人の敷地に桜らしきものが咲いていたので「桜とか咲いてますもんね」と何の気なしに言ってみたら「うん……」とうわの空で一度返事をしてから「えっ、桜咲いてるやん!」と改めて大きい声を出していた。

毎日が資産だということを思い出すために日記が必要……とふいに思ったがこれはなんか貧しい考え方のような気がする。欲望のすべてを金で買えるものとしている現代人の考え方というか。

一日3首も作れば一年で1000首できるなと皮算用してみるが全然作れないときは作れないのでこんな計算には意味がない。気分に頼ってやっているので。

すごみのあるタイトルだ。面白かった。

 

仕事。お客さんにあたる人のお気持ちを聞いた。二人来た。自分の意見を主張するときに、あくまでフラットな立ち位置を守ったまま建設的に(相手を動かすため合理的に)話そうとするタイプの人と、自分の主張の中で隙あらば相手をギャフンと言わせたいという欲望を持っているタイプの人がおり、年とってるから落ち着いているというわけでもない、ギャフンと言わせたい欲の強い人が話の舵を取ると訳わからなくなる。

最近(2023/02/24)

2023/02/22

雨天炎天読み返した。寒天みたいな求肥みたいなターキッシュディライトみたいなもんを食っている場面を読みたくて…。バカ甘い郷土菓子みたいなものを、普通に生きていればたぶん絶対好きにならないし食べたいとも思わないが、ボロカスに疲れたときにコーヒーと一緒に出されて食べる、を何度か繰り返して好きになる、の経験、良いな〜と思う、普段の自分でやっていれば絶対に発生しないことが起きているの、力技でねじ曲げられた好みの一部分ができるのって珍しくてすてきな体験だろうなと思う、旅ってしんどくない方が良いけど帰ってきて日常で思い出す時はしんどければしんどいほどしみじみ良かった感じがする。

 

2023/02/23

妹に会う。

以前妹が家に来たときに、となりから乳幼児の泣き声が聞こえてきて、ふだん特に何も思わないんだけど、「えんえんしてるね」「悲しいのかな……」と何気ない感じに言っていて、そんなこと考えたこともなかったなと思った。やさしい。

 

2023/02/24

楽しくもない、つらくもない、何ともない、うっすら頭痛い、よく眠る、野菜食べない、風呂入る、もう寝てやっからな、ざまあみろってんだと思いながら9時半に寝たりする。

上司同僚の言う営業メソッドより私が自分で勝手にやっている方法のほうが歩留まり良いと思う、サンプル数がいまいちで説得力に欠けるため思っているだけだが自分のやり方のほうが優れていると思う、無駄なこと言わない・売ろうとしないでダラダラ過ごすという感じ、致命的なのは私に好意を持ってくれている人にしか通用しないこと、感覚でやっているので人に教えられないこと、あと自分に余裕がないと普通に手抜いただけのダメな消化試合になってしまうこと…。それは“手法”ではない。手法として確立しているものってすごいな〜。

自転車を買い替えたら軽くて早くて良かった。

 

日系二世のおじいさんと鳩(糞を散らかすので最悪)の話をしていたら「鳩が集まってはった」「エントランスのとこ、鳩がいっぱい居てはった」となぜか少し敬語で言うので面白くてかわいくて必要以上に顔がニコッとしてしまった。震えるような声のおじいさんと話していると癒される。そのあと別のおじいさんと鳩の話をしていたら「〇〇近辺に鳩がたむろしているのを見ました」と言っていて、鳩がたむろするってあんまり言わないな、言わないけどわかるな、鳩がたむろしている……ふふ……と思った。

 

2023/02/28

脳だけが旅をするがどの記事も面白かったので読んだ。アスリートのように脳をつかっていてすごい。

怒り狂っている人の相手をする必要があり、自分のやるべきことを理解してはいるが削られた。

 

2023/03/01

毎日じゃなくてたまに、一日の終わりに一本だけなら煙草を吸ってもいいことにしている。たまになので、とにかくきついやつが良く、タール18ミリとかのを吸う。そうすると毎回クラクラするのだけど、気分転換なのでそのほうが良く、クラクラしなくなってきたらしばらくやめる、ということをしている。心ゆくまでクラクラしているときが何かに似ていると思ったら、サウナ水風呂の後に休んでいるときの感じだった。たぶんサウナも本当は体に悪い。そんで一日一本なら害も少ないのかというと全然そうでもないらしい。息抜きにしてはコスパ悪い。

ツイッターが死にそうなので、一応、アーカイブをダウンロードしておいた。2017年頃の自分の発言のことを、少しは覚えているけどほとんど忘れていて怖かった。当たり前だけど今とは全く違う人間だ。過去のものを見るのはそれなりに楽しいけど体に悪い、落ち着かない気分になる。

 

2023/03/22

モニターヘッドホンというものの存在を知らなかったのでPCに繋いでなんか作業するときも適当なヘッドホンを使っていたが本当は何よりもまずモニターヘッドホンを買えというくらい重要なものだったらしい。そうなんだ〜と思って適当に買ったが音以前に密閉感が全然違って驚いた。

今までずーーっとこれ使っていた。密閉感ないとか書いたけどよくよく見ればちゃんとオープン型って書いてあるな。今はそうでもないと思うけど昔は飛行機に乗るとパッキングされたしょぼいヘッドホンみたいなものが配布されませんでしたか。ああいう感じのシャカシャカ感がある。

最近(2023/02/12)

2023/02/04

資格試験の勉強をしている。おれは試験勉強が好き。相応の時間を突っ込むと景品が出てくるガチャのような感じがする。何年経とうが環境が変わろうが人間そんなに変わらない、成長もしない、ただ年数分の年取ってるだけ、が本当のところだと思うけどそれだとあんまりにも味気なさすぎる、救いようがなさすぎる、ような気がするのであれから今が何年経ったかの目印にこういうものがあると少しだけ慰めになる。やってる間ずっと面白かったらそりゃそれが一番いいんだろうけど退屈で集中できない場面もあるのでそれじゃあと思い、映画やドラマや本やマンガやTwitterを生活の中からぎりぎりまで取り除いて、余暇の時間を砂漠の風景に近づけ、試験のテキストを相対的に面白いものにしたらどうだろうと思いしばらくそれでやっていたが、昨日久々にだらだらインターネットをして人の描いた絵などを見ていたら、ああこれはいいものだなあ……という衝動を肉声に出さないためにちょっと下を向いて目をつむってグッと胸のところに力を入れるポーズを久しぶりに取っている自分に気がついて、自分でやっておいてこの方法良いとは全然思っていなかったけど感受性のショック療法としてはいい線行ってるのかもしれない。

スーツのポケットがパンッパンで、携帯2個とか重ねて突っ込んだりしちゃうからポケットがその形に擦り切れてくる。なんとかならんのかと思いながらずっとポケットに全部突っ込んでいる。小さいバッグみたいなもんに入れたりしたこともあったけど、パッと外出するときに持って行くのを忘れる。

2023/02/05
メルカリ、出すのが億劫だが、出したとて一秒で売れるわけじゃなし。

2023/02/09

急いでゴム印を押したら一部がグニャッと不鮮明になり、思わずクァーーッ……と喉の奥で唸ったら経理の人がパッとこっちを見た。「すいません今声に出ました」と謝ると「そういう声出さないタイプだと思ってたから、親近感」と言っており、少し照れた、もう1年半くらいは一緒に働いている人だった。

2023/02/06
寝る時に掛けている毛布を一枚減らしたら微妙に寒くて納得のいかない睡眠だった。完全な状態で目覚めることができないと、質を量で埋め合わせようと二度寝してしまう。

自室を見回して、細々した用途の家具家電類、布団乾燥機や加湿器やコードレス掃除機やなんやかんや、を見ているとバカバカしいような情けないような気分になってくる。刑務所ってもっとスッキリしてるだろうなと思って(?)

マンションの前にあった噴水のような、昔のスーパーの豆腐売り場のような、チョロチョロ水が流れるところ、ハトが水浴びしまくるせいか廃止され、プラスチックの芝生がみっちり敷き詰められていた。

自惚れるの“うぬ”ってラオウの言う“うぬ”と同じ?もしかして……。

木のスプーンが熱くならないので好きで、使っていたが、使っているうちに洗剤の味が染み込んでいく気がする。

人の家で夕飯をご馳走になり、出されたハイボールが正直多かったが、飲み残したまま帰るのは失礼だなと思い、残りの4分の1ほどをキューッと飲み干したら、それで思いの外酔って、帰り道も酔っていて、いい気分になるというよりは息が切れやすくなって集中力がなくなって眠たくて家に帰ってやろうとしていたことが全然できなくて、酔うって全然いいことないねえ!!だった。こんなことならアイスティーとか飲みたいねえ!!だった。酒に向いていない人間。
唯一いいことがあるとすれば、退勤時点でかなり疲弊しているが、酔うと一時的に元気になったような気がする点。
元気というか、風呂入った後みたいな。回復していないけど一旦少しだけリセットされた感じ。でもそれなら風呂でいいな。風呂は、リセットされた感じのみならず「風呂に入った」という特典も得られるので、後から風呂に入る必要がなくなり、お得。

2023/02/07
こんなボロカスの服を着ていてはダメだなあという気持ちも一応あった。いま、量販店でスーツのカスタムオーダーができるというので、もうこんなのでいいんだよ一生と思い、店舗で採寸してもらい、注文は自分でWEBからするよう言われ、はいはい〜とメモを貰って帰ってきたが、手続きしようとしたら、裾上げのサイズが間違っていた。股下66センチのスラックスを69センチに補正することになっていた。みんな誰しも間違いはあるよね……と思うがもう一回行くのが面倒すぎてつらい。

かむくらが好きすぎて、社の近くにかむくら新店舗がオープンしている!と興奮しかけたが、いざその場所に、商業施設の中の入り組んだ部分に行ってみたら、何もなかった。何かの勘違いだったらしい。

2023/02/08
フィクションで元気を注入することが年々減っているな。
業者のおじさんと話している時が一番リラックスしている。
西尾維新を通らなかった。何となく乗り切れなくて読まなかった気がする。通ればよかったな。疎外感。
「アサリかなんかの貝ダシのラーメンでしたっけ?」と、でしたっけ?調ではあるもののまあまあ自信を持って言ったところ、「”鶏と鰹節”って書いてあんで」と一秒で間違いを指摘された、以前ここで確かに貝ダシラーメンの看板を見たと思うんだけど。

2023/02/10
木のスプーンに納得いかないので適当に買い換えたが、それでものを食べてみたら形が全然ダメだった。先端が流線型すぎて口の中に突撃するような格好になり、気が散る。普通のスプーンの形でいいのに。スプーンって結構味というか食べ心地に影響あると思うけど購入して何か食べてみるまでどんな感じか分からん。むかし雑貨屋かどこかで雑に買った赤ちゃん用のメラミンスプーンを妙に気に入ってしまい10年くらい使い続けていたりする。

寝不足じゃないけどそれでも何の予定もない休日の前は好きなだけ寝られるので楽しみだ。寝るぞ〜と思いながら布団に入っている。

清掃の人が、次亜塩素酸のことを「ジア」と呼んでいて、プロっぽかった。
マグネットスイッチという単語を、全く知らないものだなと思いながら聞いていたが、あとから調べたら電磁開閉器のことだった。それならそうと言ってくれ〜とでもあるし、その場で自力で気づけよでもある。

からあげに心が支配されている。かむくらのからあげを毎日食べたい。カリカリしていてスナック菓子みたいな趣きがあるわりにあっさりしているあの味……。

2023/02/11
もう職場を去った人に、あれどうやってたのか聞きたいな、どっかで会うことがあったら聞こうかな、と思うことがあるけど、死はそういうことができないな。たぶん、寿司酢を作ろうとする時とかに、いつものあの配合って何だっけな、確認してみようかな、あっもう聞けないんだった……みたいな思い出し方をすると思う。要素から辿って思い出した時は死のことが二の次になって忘れているというか。

隣の部屋に幼児がいて、よく泣いてるのが聞こえてくるが、単身者向けの物件で幼児を育てることのすごさがある。この隣って一間しかないはずだが。

ライスペーパーで巻いたベトナムの揚げ春巻きを食べたい。手の込んだもの作って食べると楽しいが、全部お腹に消えてキッチンも片付け終えたときの 無 がきついときがある。それを無だと思ってしまうあたりが、本当に心から料理や食卓を愛している人との差のような気がする。
「おいしいものがすき」みたいな一文を見ると、おいしいものはみんな好きだろ、あたりめえのことわざわざ言うんじゃねえや、こんちきしょうめ、みたいに一瞬思う。

勝男のからあげ、テイクアウトできて便利だし悪くはないんだけど、ものすごい油を含んでいてあんまりカラッと乾燥していないというか、汁気が多い、かむくらのことを思い出してしまう。間男に抱かれながら本命のことを考える人みたいになる。

ウェルベックのことを、新進気鋭のBL作家が描く一冊で完結の短編みたいに思っているかもしれない。

たまたま家の側で元恋人のような人物とすれ違い、なんか見覚えある服装・恋人を連れている・視界の端であからさまに顔を背けている・ということがわかり、興味のないふりで通り過ぎたが、嫌な気分はしばらく残った。別れた恋人と友達になったことがほぼない。

精神の不調を得てしばし休んでいる人と飲んだが、回復までどうするべきかの自分なりのプロセスを確立していて、自己判断も的を射ていて立派だった。責任を感じすぎる性格なので気の毒だったが本格的な鬱に陥る前で良かった。自分に元気を注入したいときに見るフィクションの話などをした。根本のところで暴力的な描写が苦手で、道徳観のしっかりした子供向けホビーアニメを観るらしい。まっすぐに頑張っているキャラクターの姿を見ていると孫を見守る祖父母のような気持ちになれるとのこと。私はとにかく格闘ものを見て強いやつの姿に元気をもらう、根本のところで暴力が好きなのかもしれない、社会のほうがフェイクで痛みこそがリアルだと思う、というような話をしたら笑っていた。
憂鬱な予定を控えて灰色の気持ちになるのが許せない、人間いついかなる時でも自由を感じることができるはずなのに……納得いかねえ……裁判の直前とかでもカレー食ったらうまい状態でありたい、仕事中でも日差しが暖かいことを余すことなく感じたい、感じられないならそれはおれのせいではなく本来自由であるべきおれの心をそこまで侵食しているこの環境が悪いだろ、狂ってる、そういう風潮なので渋々働いてはいるが本来的に人間こうではないはずだろと思う、今から好きな国行きの航空券買って明日の朝にでも乗り込むことができる、やらんが、でもその権利はある、(いろんな人がやりたくないなあと思いながらやっている仕事に支えられてその自由が成り立っているのであんま突っ込んで考えると崩壊するが)本当にやりたきゃその自由は法で保証されている、自由の中に片足突っ込んでいる気分を覚えたまま生きていきたい、みたいな話をした。酔っていた。

最近(2023/02/03)

2023/02/03

ダシガラみてえに疲れた。柔らかいパンしか喉を通らない心境だ。
ボロは着てても心がダイヤモンドだから…と、本当に思っているというわけではないがそうでも思わんとやってられんので、自分に言い聞かせ騙し騙しやってきているが、真に心がダイヤモンドのような人間に出くわすと、あまりの自分の薄汚さに打ちひしがれてしまう。真に心がダイヤモンドのような人間は、ちょっと離れたところから見ているだけで心に涼しい風が吹いたような気分になる。

眼球にレンズを埋め込む手術、以前に網膜の穴を焼いた時が全くの無痛だったので、苦痛に関する心配は全然していなかったんだけど、「従来型の虹彩にツメで引っ掛けるタイプのレンズは……」という記述を目にしたら「え? 虹彩に?? レンズを……???」となり、その部分を起点にしてめちゃくちゃ嫌かもという感情が芽生えてきた。虹彩って“レンズのしぼり”みたいなものだと理解していたけど、何となくしくみとしてそうだねと思っているだけで痛覚の通ってる自分の体の一部という実感があんまりなく、どっちかというと「爪の半月」とか「自制心」みたいな、そこだけ選択して触れるような物理的な部分だと考えたことがなくて、その、それに、ツメを引っ掛けることができる??? とは??? みたいな、今まで痛覚のなかった部分にいきなり神経が通ったような嫌さを覚えた。痛そう。

寝る前に1章か2章だけ読んでいて永遠に読み終わりたくないくらい面白かったが、読み終えてしまった。天蓋の店なんて見たことないが一時期まではあったんだろう。ものすごくグロテスクってわけじゃないけど本当に見てきた人にしか言えない地味さがあるがゆえに血飛沫跳ね散らかってるよりグロテスクな感じがするってことがあって、“虎の毛皮の頭の部分に虫が湧いてごはんの腐ったような臭いがしていた”みたいなのもそれだった。

正月、本当に何も読まなかった。これだけ読んだ。

文庫になっていたのでもう一度読んだ。疲れていて目に付くすべてに噛みつきたい気分のときにも読める。

 

2023/02/01
寝癖を直すついでに首の後ろにドライヤーを当てて暖をとるのが癖になっている。暖かさに即効性があってやめられない。

今日は妙に元気で好きなラーメン屋でラーメン唐揚げセットを食べる余裕もあった。
仕事で関わった飲食店の男性が、ものすごく感じが良く、こういう男はどこへ行っても出世するだろう……と思った。二枚目ってほどではないけどくっきりした眉とちょっと眠そうな目、明るいとか元気がいいってほどではないけど良く通る声と実直な発言、自分が社長であればこういう男性をこそ可愛いがりたいものだ。ほんでしばらく銀と金のことを考えていた。

 

2023/01/27
布団乾燥機はダニを駆除する手段だとしか捉えていなかったので、冬場の布団を温めるために使っている人を見て目から鱗が落ちた。冬の冷たい布団って体温でせっせと温めるしかないものだと思っていた。

 

 

2022年のメモ

2022/12/28
シャーマンキングが加筆されてるのすごい嫌だな…。新装版だけ直されてるくらいなら何も感じないけど通常盤がごっそり直されているのが悲しい。過去の絵柄って取り戻しようがないものなので本人からしたら直したくてしゃーないものであってもグッとこらえて直さずにいてほしいと思う、そういうものとして手を加えず取っておいてほしい、読者のエゴですが。

2022/12/25
ジョーゴ基本怖い、いきなりスパーさせられるみたいなプレッシャーがあるが、知らん人とジョーゴするのは楽しい。
できないことが多すぎると心が閉じる。アクロバットのクラス終えた後「楽しかったですね」と社交辞令を言ったら「でも途中でちょっとつらそうだったね。大丈夫?できる人前提の動きが多かったから無理せずね」と言われ、まさか見られているとは思わなかったので泣きそうになるかと思った。ありがとうね。

2022/12/24
みくのしんさんに官能小説書いてほしい。今まで読んだことないものすごい新感覚の表現がありそう。アマチュアの官能小説のそういうやつが一番エロいと思う。

2022/12/20
ヨガなのか?やるべきは……。ヨガってもしかして格闘技の接続詞みたいな存在?最後にみんながたどり着く場所?

実技の練習しながらヒロアカを見ているが真っ当に面白いアニメだな〜。大人の責任を果たそうとしている意思を感じるという点ではドラゴンボールに近いと思う(例えば呪術は子供が描いている感じがする、特定のシーン描きたさを最優先している感じが)。少年漫画って話数を重ねるごとにこういうストーリーを・こういうキャラクターを描きたい!という気持ちが先走って難解に(ともすれば独りよがりに)なりがちなものだと思うんだけど、色とりどりのキャラクターがいるにもかかわらずその距離の取り方がシビアな感じなので精神の成熟した人間が描いてる〜という感じがする。

2022/12/16
関西の人って「来なくていい」を「来ていらん」ていう時ある。

2022/12/15
接待乱取りじゃない乱取りをさせてもらった。た、楽しい。全然技が掛からないけど日常生活ではありえないくらい息切れするのが楽しい。永遠にも思える3分を終えて脇へ引き上げようとしたら全然知らん人が次お願いしますの感じでやってきて、うお、今の見られてたんだ……みたいな、ありがたいです……という気持ちが芽生えた。

2022/12/10
初めて上京してバカでかいスーツケース持って中央線で迷っていた時、通りがかりの若いサラリーマンが「大丈夫ですか?上まで運びますよ」ってスイッと荷物を持ってくれたことが嬉しく、今でもあの時は助かりましたとお礼を言いたいくらいなので代わりに重そうな荷物持ってる人を見かけたら「良かったら運びましょうか?」って言うようにしているが、お前ぜったいわざとだろの勢いでぶつかってくる人間を自分の今後の人生数年と引き換えにしてでも痛めつけて他人をナメてるとこういう目に遭うことがあるって教えてやろうかなと思うときもある、精神状態が良くなったり悪くなったりする落差に自分でもびびる。

ショルダー肩美の漫画と迫稔雄の漫画、やや似た雰囲気がある…と今日初めて思った。

2022/12/09
“すり替え防止のため返品に応じることができません”って体のいい方便だと思うんだよな。実際すり替えられて困った人もいただろうが、そんなもん誰がすり替えるかよ、みたいな商品でもこの文句が活用されており、単に“返品受け付けません”よりも説得力があって値打ちコける言い回しだと思う。便利な文句があってよかったね、だし、頭いいじゃんそれ、使お、でもある。

バトゥーキおもろ。

nowhawのパジャマが好きで数年前から着ている。公式サイトの商品案内を見ると、ベーシックなタイプのパジャマにはどれも襟の後ろ側に“シークレットポケット”がついていて、そこにはコンドームを収納することができる、サッとスマートに取り出すことで男としての格が上がる、女性の場合も自分から差し出すことが“非常に効果的”である、と述べられている。2015年くらいはそれほど気にならなかった気がするが、今見ると何となく時代錯誤でスベってるなと感じられる。半笑いでユーモアありまっせ感を出してるわりに、ウケなかったらウケなかったですぐ真顔に戻って、いやここでウケるつもりないですし……いいものを真摯に作るだけですし……を装える感じが寒い、好きなものがスベっているのは寂しい。

MRI。行ったことないけど平沢進のライブみたいだった。メロディーになっている部分があった。
生きている状態ってもしかしてそれだけで抵抗ということ?と思った。死んでいる状態はすべてを受け入れている、重力に逆らわないのも体が微生物に分解されるのも何もかもを受け入れている、土に埋められても生きてさえいれば腐らないのってものすごいことだな

2022/12/08
失踪宣言の話。危難が去った時から一年を経過すれば危難が去った時に死亡していたことを認定できる……の、遡って効果が確定する感じを聞きながら、ザ・ワールドとキングクリムゾンの能力の違いのことを思い出していた。(ザ・ワールドは時間を再生させると前回止めていたつづきから動き出すことになるが、キングクリムゾンは止めていた間も時が流れ続けるので時間を再生させると止めていた部分が欠落する)

帰宅時、たまたま同僚の姿を見かけ、どこまで気づかれないかなと何食わぬ顔で隣に立ってみたら、結局最後まで気づかれないまま去っていってしまった。
話しかけに行った人が作業中だと斜め後ろで少しだけ待ったりするのだが、待ち方が無音すぎるのか必要以上に驚かせることが多いので、まず呼びかけてから近づくようにしている最近。

スシローで食べるべきはネギトロ軍艦。

この間から接待乱取りさせてもらっている。形が体に染みついていないので、一応技を掛けにはいくけど自分でもわかるくらい全然意味のないことをしてしまった……となることが多い。背負いをやろうとしてガッと入ったけど全然動けなくて2秒くらい固まっていたら、合気道もやっていたというその人が「もっと掛けやすい場所に立ってたほうが良かった? それとも勝手に掛かってあげた方がいい?」と半笑いで言っており、うわすげー最悪、そんなこと言うんだ、合気道経験者って根性悪っ(自分もだが)、と思った。しかし周囲の人が優しすぎるとそれはそれで良くない、最初から主人公に対して好意的な人しか出てこない漫画のようでつまらないので、一巻で出てくる一巻にふさわしい敵、幽遊白書で言うところの岩本、みたいな存在もおれには必要、自ら一巻の敵の役割を買って出てくれてありがとう……とも思い、自分を慰める。自慰行為。

2022/12/07
鉄鳴きの麒麟児を読んだ。読まなくてもいい時に……。キャラクターの造形というかカリカチュアがすごくて漫画がうまい!という感じだった。取り柄のない主人公が終盤にかけて麻雀漫画の主人公然としてくるのが面白かった。きみそんな大層なことしてへんやろという感じと、でも実際麻雀に打ち込む人は麻雀漫画を読むから振る舞いや言動が麻雀漫画っぽくなってくる、やくざがやくざ映画を見てやくざっぽいふるまいを身につけていくように、ある意味すごくリアルな表現なのかもしれない……と思う。

2022/12/06

海はでっかい水風呂だ

昼休みにテキスト読んでたら「何?勉強してんの?転職しようとしてる?そうはいけへんで」と言われ、この人たまに鋭いんだよなと思った。

アドトラックが路駐してると何サボってんだよと思う。

かむくら食べた。2週間に一度ペースで食べている。ラーメンはどんなラーメンであれ基本的に食べると落胆を感じるが、かむくらはキッチリ期待しただけ美味しいところが良い。異常に熱々のスープ、黄色くてエッジの立った輪ゴムみたいな麺……。食べながらナプキン入れの創業理念を読みすぎていつ創業したのか覚えてしまった(1986年7月1日)。
唐揚げがいつも4個だったが1個減った気がする。4個だとギリギリ多いので3個でもいいのだが全然良くない。

ダイソーの入り口にあるアルコール消毒液は使わない。アルコールじゃなくてなんか変な液体が入っているから(この人の手を離さない。僕の魂ごと離してしまう気がするから)

世のパチンコ屋の景品カウンターにいるワンレンロングのキツめの顔立ちの女性に共通したある種の性格。

どこにもつながらない場所で思いついたことを書いているとalfooの時代に戻ったみたいでちょっと面白い。

2022/12/05
冷蔵庫の奥底から出てきた大昔に作った塩レモンを利用して鍋を作った。
(入れたもの:大根半分、手羽元2パック、プチトマト、木綿豆腐、トック、ゆで卵)
すごくうまい。持てあましていたものが有効に使えると嬉しい。

山査子スティックを食べた。得体が知れなくて怖い。まずくはないが何だか恐ろしい。サクッとしているともモチッとしているとも言い切れない微妙な歯ごたえがなんか嫌。以前にも買ったような記憶があるが食べた記憶はないので人にあげたか捨てたかしたのかもしれない。アイハーブで購入したサンダルウッドの石鹸も怖かった。得体が知れなくて……。靴を脱いで人の家の奥深くに入っていくような怖さがある。

何となく左の上腕が痛い。筋肉痛とは少し違うような気がする。ワクチン打った後の痛さに似ている。

2022/12/04

オペラの発表会に出たいような気がしたが、出るのにお金かかる&ピアノ伴奏をつけるなら伴奏代もかかる、事前に練習するなら練習時の伴奏代と場所代もかかる……と思ったよりしっかり費用が必要なことがわかり怖気付いた。趣味で音楽やる人は本当にすごい。

2022/12/02
昨晩の柔道で今まで一度も体感したことのないレベルの筋肉痛になった。腰って“これ”かあ〜と内側からの実感が湧く。

2022/11/30
男がやってる逆ちょんまげ頭のことをマンバンヘアというらしい。韓国語かと思ったがmanのban(団子)なので英語。

2022/11/26
レーニング用品って次々新しいのが欲しくなるけど結局自重でバチバチにやってから初めて道具に手出した方が良い、でもダルくて何もやらなくなるくらいなら道具でテンション上げて何かしらやるならその方が良い…と思う。

一回膝を抜く前周り捌きを教えてもらった。ピョピョン!って感じ。これ動きの中でやれたらすごいぞ。できる気はしないが。

そういうもんだと思っていたので特に何も感じずやってきていた物事に、ある日突然これおかしくね??の感情が芽生えることが、 ある。

おれは礼儀がなってない年長者を見るのが本当にしんどい、指導員が喋っている時に足崩さないでほしい、格上相手に逆指導しないでほしい、実年齢にかかわらず誰に対しても敬語で接してほしい、でも70のおじいさんだからこんなこと言ったところで逆ギレするだけなんだよな。破門にしろよと思わんでもないけどそんなかわいそうなことはしないのが弊道場の良いところでもあり悪いところでもある。

2022/11/27
ナランチャが腕を広げて滑走路にする表現、設定がカッコ良すぎてそれだけで涙が出そうになる。ナランチャが主人公でも遜色ないのにナランチャナランチャの位置において使ったその惜しみなさよ。

やはり体幹がすべて… と思い、歯磨きとか洗顔とかの身支度をするときバランスボードに乗って行うようにしてるがこれはめちゃくちゃ効果あると思う。歯磨きは毎日するので無理がない。 

2022/11/28
未来の予定を立てるときに特に被災とかする予定を組み込んでいない。
資格試験とか受験を控えた人も被災しているんだよな。そこら一帯一律無差別に食らうというのは大変なことだ。病気もそう。負の予定。

最高気温20度前後あったりするのでまだ寒さを痛感していない。でも寒くなるんだろうな、嫌だな。昨年一人暮らしのくせに電気代が2万行った時期があり怯えている。1万円ならまだわかるが2万は無理。ガラス窓にプラダンのような中空ポリカをはめ込んで断熱性を上げるというDIYを、自分でやりたかったが、こういう寸法がタイトな作業って絶対に絶対にちょっとミスって不格好になる、なんだったらそのミスの予感があるがために作業が億劫で、春になるまで積んでしまうことも全然ありうるので、考えるだけにしている。

新しい仮面ライダーを2話見た。全然わからんのだが、わからなさは皆同じなので、子供のように虚心坦懐に見る必要がある。わざとなんだろうけど誰が主人公なのかわからない感じ。

2022/11/23
日常生活の中で無意識にイライラしているあれを可能な限り減らしていきたい
調子のいいときは調子良くやれているのでいいんだけど調子崩した時に立て直す方法を知りたい 教えを乞いたいというより私は、この私はどうすればいいんだ??という感じ

2022/11/22
イライラして疲れた。
最近イライラしてやけ食いする人の気持ちが分かりかけてきた。今までイライラしてふて寝一筋だったけどやけ食いも分かる。

2022/11/21
吉良吉影のスタンドが女の造形をしていないことを意外に思う。時代もあるだろうが今なら女として描いたかもしれない。ホイコーロ王子みたいな感じ。
ちゃんと画面見ると吉良吉影の攻撃シーン、変身バンクっぽい。

2022/11/18
“提唱者”型の性格 https://www.16personalities.com/ja/infj%E5%9E%8B%E3%81%AE%E6%80%A7%E6%A0%BC #16Personalities @16Personalitiesより 

提唱者型の性格とのこと

仕事で時々大人びた若者に会うと怖くなる。どうなるんだろうと思って

2022/11/16
久々に体調が悪かった。飲酒後に具合が悪くなることがたまにあり、その爆弾がセットされた感じが序盤で既にしていた。3時間後にたぶん具合が悪くなるぞ……という予感。無事に帰宅したが何だか全体的に変で、もしかして熱があるのかもしれないと測ってみたら36.2度だった。全然平熱。

2022/11/14
半年も前に買った服を裾上げしてくれてありがとう、無印。

無印良品好きそうって言われてバカにしてんのか?とめちゃくちゃ好きだが?が入り混じった。愛と諦めの無印。

人間じゃない人。〇〇さんは〇〇さんとして生きなきゃならない時点で既に十分罰を受けているんだ……寛大な心で接してあげなきゃ……と何度か言いそうになっていて危ない。
民事は嫌いじゃ!ポイ!!

2022/11/13
ずいぶん久しぶりにワンピース以外のスカートを履いた。
香水って使い切るより先に飽きちまうから瓶の半分くらいで良いんだけどな。

2022/11/09
遺体清掃業者が部活みたいなノリで楽しくやってたら嫌だな

2022/11/08
十年吸ったたばこを特に深い意味もなくスルッと辞めるような感じでスルッとTwitterを見ない生活になった。仙水を連れて魔界へ帰る樹みたいな心境。

2022/11/05
電気の試験を受けた。べつに頻繁に使うとかではないがそういう話になってしまったので…。

2022/11/03
肥田式強健術というものを知った。古い古い流行だが今でも打ち込んでいる人がいるというのは不思議な感じだ。

2022/10/31
絶対評価の試験は殺意を込めて知識の先端をトキントキンに尖らせる工程がないので気楽。

2022/10/29
チェーンソーの音聞くと薪割りを思い出す(実家の薪割りはチェーンソーを使って行っていた)
以下、チェーンソーの思い出。
チェーンソーの替え刃のことはソーチェーンと呼ぶ。
チェーンソーで薪割りをすると大量のおがくず…というかウッドチップ様のものが発生する。これは燻製の時に使うチップに形状が似ており、ワンチャンこれで燻製できないかなと思っちゃうような感じだが、チェーンソーの歯を高速回転させるためにはオイルをたっぷり使う必要があり、おがくずにはその機械油がベットリついてしまっているため燻製に使うことはできない。
薪割りをやっていくと、歯の溝に木屑がたまる。これを楊枝でほじくり出す作業がいる。

サイヤ人は戦うために肉体の若い時間が長いとのことですが私も50くらいまで格闘技をしたい…という気持ちが強まる 5歳から柔道やっていれば…

パッと見良い配牌なのになかなか上がれないことがある一方で、クソ配牌なのにツモがめちゃ良くてサクサクッと上がれるみたいなこともあり、それでいったらおれはパッと見良い方の配牌なのになかなか上がれない、人生という感じがする

2022/10/26
すごい普通の気付きですが必要以上に暖かい格好をしすぎると体が鈍ってよくないな 天候に合わせてギリギリ不快でない格好しているのが良い それが難しいんですが

もうお腹いっぱいだから定食のポテトサラダ貰って? すすさんポテトサラダ大好きでしょ? って言われてポテハラですよ〜と言いながら食べた 芋的いやがらせ

2022/10/25
作業着スーツというものを教えてもらった。結構良いかもしれない。と思ってよくよく見たらスラックスの側面のところにでかいポケットがついていて、さすがにそれは作業着すぎると思った。
工具入れに普通の化粧ポーチのようなものを流用しているのだが、いちいち床まで取りに行かなきゃいけないのがだるい、肩から下げられるポシェットみたいな形が望ましかった。腰道具の意味わかるわ。

2022/10/23
「毎日楽しく歌って踊って暮らしている」というフレーズを妹が使っているのを聞き、いいなあと思い、慣用句として(慣用句として?)頻繁に使ってしまうんですが「何を踊るんですか?何かの活動ですか?」と聞き返されることもあって、あんまり通じてない

2022/10/17

関心の「ほー」を利用して「そうなんですか」を言うやつを多用してしまう(ほぉーなんですかあ〜)

2022/10/15
ニーティングライフが面白い デスノートで学習机の引き出しを二重底にするシーンで感じた興奮が蘇る 

2022/10/10
テーマパークって楽しいけど死の危険があったらもっと楽しいと思う 

いつも指名してる中国整体の人、いつもバスケ選手みたいな格好しててバキバキに鍛え上げてて面白くないことには笑わなくてお世辞も言わないところが好き。

肋骨が硬いと言われた。呼吸が浅いと肋骨が硬くなるらしい。言われてみたら確かに私の呼吸はしていないみたいに浅い。頭皮はめちゃ硬そうに見えるけど案外悪くない、柔らかくもないけど硬くもない、もっとフワフワに厚みを出したいですねとのこと(フワフワに厚みを出す??)

絶対に怪我や故障をしたくないという気持ちが日に日に強まっているが、そのことを伝えると「言ってないだけで私もあちこち故障しているからね、肩とか肘とか…」と言っており、あなたがそうなら私がそうでないはずがないと思った

シャーロックS3-2見ながら大島弓子のダイエットという短編を思い出していた。友情のあり方が似ている。

2022/10/09
鋼の錬金術師(2022) 、エキストラが少なくて、主要登場人物が人気のないところに唐突に登場するのが面白くて面白くも何ともないシーンで声出して笑ってしまう

乗り物酔いをしてるときにエッチなこと考えると吐き気がおさまるという説を試してみたい

パジャマをよく着ている この手のパジャマなら部屋着としてもいけるから…と思って採用しているけど一日中パジャマでいると生活が乱れるため寝る時用のパジャマと部屋着用のパジャマを分ける必要があり、パジャマからパジャマに着替える異常な人になるおそれが出てきてしまう、リスク

2022/10/08
頭痛で良いことひとつもないけど、早くこの痛みから解放されたい…からのイブAが効いてきたときの多幸感とも万能感とも開放感ともつかない感覚は他の部分であんま味わったことない気持ちよさがあり痛かった部分を何度も確かめてしまう

2022/09/30
納豆・めかぶ・生卵・しらすを好きな組み合わせで白飯に乗せて食っていて毎日幸せだ

2022/09/29
雨ニモマケズが好きなんだよね」
「わかる」
「“一日玄米4合と”ってところがいいよね」
「清貧だね」
「“味噌と少しの野菜”ってとこもいいよね」
「飯の話してる?」

2022/09/28
🥋をしているのは打撃からの逃避もちょっとある 打撃は悔しさに心を持っていかれる いつか打撃と和解したい でも打撃には若さが必要だから……戦うために若い時間が極端に長い戦闘民族になりたい……みたいなことを考えていた

散髪行ってどんぐりみたいになったら好評だったので良かった。不評の人は言ってこないので今のところ全部が好評。モブサイコみたいとのこと

2022/09/23
ファミマが他のコンビニチェーンと一線を画している点は看板にどこどこなになに店の記載があるところ ファミマさえ見えたら今どの辺にいるのか分かって便利 突然拉致られてもファミマさえ見ることができれば自分の現在地が把握できると思う ……とかつて車によく乗っていたころ考えていた

2022/09/07
西長堀ってあんま用事ないけどなんとも言えず爽やかな感じがするな。杜王町みたいな……。ということは遠回しに仙台に似ているということでもある。

2022/009/03
大道芸すごい好きで熱心に見てしまう。観客を強引に参加させる手腕に見応えがある
山賊ダイアリー 一時期すごくはまっていたがあれだけ面白く読んでいたもののことをこんなにも綺麗に忘れていたことに驚く 読み返したい

2022/08/23
暮らし向きに余裕のあるどこかの奥様にどうにかして気に入られて旦那が留守のときにお茶に呼ばれたりしたい

2022/08/03
野口英世ペニシリンを、エジソンが蓄音機を作ったように、山口一郎は新宝島を作った
新宝島、言われるまで全く気づかなかったが聞けば聞くほどバクマンでびびるな

2022/7/11

消防署でやってる心肺蘇生法、受けに行こうとして結局タイミングを逃して行ってない

2022/07/10
頻繁に空き巣のことを考える癖があるんだけど実家が空き巣に入られたらしい
空き巣って靴脱がないんだろうな 私が空き巣だったら靴脱がねえもん でも逆に靴履いたままで現場に靴底のカタ残ってる方がまずかったりするのかな たかが空き巣でそこまで気にする必要もないのか でも住民と鉢合わせたらたぶん殺しちゃうから靴底のカタなんて残したらすぐ捕まってしまうんだろうな

2022/07/08
明日死ぬとしたら大阪では死にたくない 今日死んだ人は死ぬつもりで朝家を出ていないので、この調子だと大阪で死ぬのは嫌だなと思いながら大阪で死ぬ。
自分の本当に取り組まなければいけない問題は多分今も地元にあって、それに触れたくないからこんなところでうつつを抜かしている、人生ではない何かで時間をやり過ごしている、という感じがどこかしている
仕事、とかも、自分なりにまじめに取り組んではいるものの、何となく全部嘘、こんなものは夢の中で建てた家と同じで、少し手元から目を上げれば全部がうつろな感じ。めしとかも、べつに嘘なので何でもいいやという感じで、コンビニで塗りつぶしている。そういう時期。

2022/07/05
ピラミッド的な偉人の遺跡でまだ生きてる人も埋められていた形跡があった みたいな記事を読んでいるときに思うこと 偉くなったら無関係の人まで一緒に死んでもらえるのか〜

命ってもしかして置き場所のこと?生と死の違いって質量の置き場所の違い?

2022/06/29
特に何か根拠があるわけではないがオペラをやりたい

2022/06/22
空港の空気を想像する 空港の空気は正月に少し似ている めがね屋とパソコン室と百貨店の匂いがする あまりにもやすやすと足を露出している外国人、スターバックス、薬局、ドライで親切な人々。機内アナウンスの音だけ延々流してる動画あったらたぶん聞くな

ビル入ったら入学式みたいな鉛筆削りを使ったあとの匂いがした 

地震体験車に乗った ドッカンドッカン揺れた 大猿がカーセックスしてたらこんな感じかな

2022/06/20
おれが犬だったら知らない犬に噛まれたとき走って走って最初に住んでた町まで思わず逃げてしまうと思う そういう気持ちでゆら帝を聞いている

2022/06/13
暇,ってわけでないんだけど刺激がなくて刺激がないと余暇を大学に突っ込みたくなる,課題に追い立てられて自分を忘れたい 通うか?三つ目の大学…

2022/06/12
ものすごく面白いゲームを作る人って、その中に現実と同じくらいのギミックとか仕掛けを作らなきゃいけないから、現実が変に見えてきそう。ブレワイとかもそう。ふたつ現実がある〜

好きな武器で戦えるときに、片手剣とか大剣を選ぶタイプとは仲良くなれないかもしれないなと思う、鎖鎌とかモーニングスターを選ぶタイプとは気が合うかもしれないなと思う

2022/05/15

おれの好きなポケモン

トリトドン
 あええええ!って鳴き声が良い よびみずがちょっとズルをしている気分を味わえて良い じめんみずタイプで電気に怯えなくて良いところがよい

フワライド
 鳴き声が不気味で好き

ユレイドル
 仲良くなれなさそうでいいなと思う 有無を言わさなさそうなもの、話通じねえんだからしかたねえじゃん的なもの、人間の理屈が通用しない世界から来た感じがあるものを見ているとスカッとする

ナットレイ
 ゲーム本編で使い勝手が良すぎた記憶があって好き いつの間にか強くなっていて硬くて頼りがいがある ユキノオー、ガノメデスも同じ引き出しで好き

ハピナス
 体力おばけで好き ゲーム本編でハピナスのおかげで助かったということが多すぎる 野生のラッキーも倒すと経験値入りまくるので好き

シビルドン
 不快すれすれのデザインで好き よくこんな気持ちの悪い形態を考えたなと思う

2022/05/13
まじめそうな姿かたちに生まれついたことを活かして悪事に手を染めたいなと時々考える 詐欺、インチキのセミナー、保険の代理申請、など、誠心誠意まじめにやってますみたいな感じが出せる気がする、できます、やらせてくださいと思う
悪事で富を得ることに一定の憧れをもっている。極道を志す人もたぶん似ていて、東映のヤクザ映画を見てヤクザっぽい振る舞いをする…。マジメにコツコツが一番だとわかっている一方で、濡れ手に粟のとんでもないインチキがまかり通るおとぎ話にカタルシスを感じてしまう、そんな物語の登場人物になったとしたら最後には誰かに、できれば何者でもなかった頃の自分に刺されて死にたい
2022/04/19
危ないからやめなよと言われるたびに噛みつきたくなってしまう 危ない 死ぬかもしれない 大損こくかもしれないことであっても自分の人生に必要だと思うならやるべきだろうが 私じゃないくせに指図すんなよとキッズのメンタルになってしまう

2022/04/08
「あらごみの中からひらった自転車直して乗って何が悪いんや!」と言っている人がいて、“あらごみ”から“ひらう”……と関西の言語感覚にうっとりした

2022/03/28
キャノンボールクラゲを2kg買って塩抜きして食べた
石黒瑛子のオンラインアーカイブを見た

2022/03/26
英字キーボードのmacをキー配列変えるソフトで無理やり使ってるんだけど最近全ての調子が悪くてつらい Touch Barもずっと調子悪い 壊れそうだな〜と思った部分から壊れてきよるので最悪 

2022/02/08

幽霊って名刺がないのに会社にいるような、机がないのに教室にいるようなもので、もしいるのだとしたら精神を肉体に固着できないのはまじで大変なことだろうなと思う

主人公が激務コンサルの仮面ライダーを見たい

2022/01/14
会社の女子が突然「ドラえもんの道具で何が一番欲しいですか?」と言った後すぐに別の話を始めたけどそれからしばらくドラえもんの道具のことばかり考えてしまった

こういう時もしもボックスとかポケットそのものと答える奴はセンスない

意外と空気砲かもしれないな……
2022/01/09
自転車に乗ったくらいで信じられないくらい息切れする日々が続いていて体力落ちてるのかもしれない、なんか自信無くすな〜と思っていたけど単純に自転車が壊れていたらしく前輪にブレーキが掛かった状態のまま漕いでいたということだった

旅行日記(2022年7月)

Tさんと九州旅行へ行った。


1日目

半休を取っていた。いつも出歩かない時間に自宅へ向かう。信じられないくらい暑い。
Tさんが大阪まで来てくれるので、落ち合う。
地下街の喫茶店で冷たい茶などを飲み、フェリーに乗るまでの時間をだらだらと過ごした。
大阪港は辺鄙なところにあって、同人誌即売会くらいしか用がない。

船、乗ったことがあるのに何度でもテンションが上がる。

まだ動き出してもいないのに、丸窓から海面が揺れているのを見て、海!と思う。

客室へ向かいながら、Tさんが「ハンターハンターみたい」と言う。
ハンターハンターにこんな場面あったっけ?と思ったが、最近の話では船に乗っているらしい。

出港まで無意味に甲板を見たりする。

日が暮れるまで見た

直近で同じ記事を読んでいたことがわかり、しばらくジャイアント白田の話をする。
なぜか船は遠征に行く学生がたくさん乗っている。以前もそうだった。

プロジェクションマッピングをするというので、見に行く。
中央のホール部分で、天井に投影していた。
確かにプロジェクションマッピングだが、普通に、プロジェクターでスライド見せたりするのと何が違うんだろうと思わないでもない。
何名かでじっと天井を見上げていると、すごくアニアーラっぽかった。アニアーラの話をしたかったが、口頭で言っても面白い話ではないので黙っていた。

ANIARA アニアーラ

ANIARA アニアーラ

  • エメリー・ヨンソン
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宇宙船が航路を見失って宇宙空間を永遠にさまよう話だが、フェリーがかなりイメージに近い。

フェリー、何度乗っても面白い。フェリーで台湾とか行きたい。


2日目

6時頃に船内放送で起きる。
風呂に入る。旅行に行くと絶対朝風呂に入りたい。大浴場に浸かりたい。家風呂だとべつにさほどの感動もないが、大浴場に用意されている湯にパッと入ってパッと出るのは川の水でパッと行水するみたいな面白さがある。「最初っからあるもんに入ってる」感が。

昨晩と同じ場所で朝食を食べる。
朝からボリュームのある飯を食べることがないので、旅行してますね感がすごくある。楽しい。

志布志港に到着する。

どこかの観光バスの運転手さんにバスの運行について聞くとめちゃめちゃ訛っており、一瞬外国人なのかと思ったが、普通に地元住民のようだった。東海地方の方言とは全く違うイントネーションなので外国語のように聞こえる。南方に親族がいるTさんは南方の方言の素養があるので理解できている様子だった。

洋上は電波がないため、記録上はAirPodsを大阪で紛失したことになっていた。
志布志港付近には飼料の工場が多く、端的に言ってうんこの匂いがする。
雑草がでかい。セイタカアワダチソウってこんなにでかくなるのかよというくらいでかい。誰も歩かないので歩道の真ん中から容赦なく生えている。

巨大な工場ばかりの道を抜け、志布志駅まで30分ほども掛けて歩く。誰ともすれ違わない。
メルヘンな警察署が見えてきて、二人とも興奮し、写真をたくさん撮る。

かわいい

ショッピングセンターなのか何なのかよくわからない大きい建物があった。
薄々気づいてはいたことだが、荷物が重い。気力が削がれる重さ。
Tさんがお手洗いから戻ってくるまで、志布志町のかるたを眺める。これって地元特有の頻出ワードなんだろうなというのがあって面白い。


スーパーの張り紙に提灯が多い。

電源を取って光らせて家庭用プラネタリウムみたいにいろんな光を投影する機能がついた提灯が、A3チラシ一面くらいに取り上げられている。

このあたりではみんな家にこういうのあるのかな。

地方のスーパーは地方にしかないメーカーの変なものが売ってあることがあり、面白いものはないか見る。
精肉のエリアに「生食コーナー」とあり、鶏のタタキが売ってあった。興味をそそられ、食べてもいいなと思ったが、Tさんは生食を危険視している。出会ったころからTさんは食中毒リスクへの感度が高い。

「私は食べないけど、食べる食べないはすすさんの選択だから……」と言っていた。大人の距離感。

調味料やインスタント商品なども見たが、あんまり面白いものはなく、大阪だろうが鹿児島だろうが変わり映えのしない感じだった。

ビニール袋入りで吊るしてある干し鱈が少し面白かったが、買ったらすべてが生臭くなるのが目に見えており、遠くから眺めた。

盆提灯の存在感がすごい

荷物を預け、大慈寺に向かう。

暑い。

街のそこかしこにレトロなタイポや角丸の窓が目立つ。珍スポットや変わったラブホや“レトロ建築”みたいなものって、都市部ではもう擦られ尽くしていて、目新しいものは残っていないはずで、誰も見つけていない“いいもの”を発掘したければ地方に足を伸ばすしかないんだろうなと思う。

いい看板

いいな〜

良い

入口

歩いて20分ほどのところに大慈寺があった。竹やぶに囲まれていて、いきなり現れる感じ。

阿吽像か仁王像かみたいなものが入り口にある。
間近で見ると二の腕の迫力がすごい。

薮を抜けて寺本体を見にいく。

でかい蜘蛛の巣が小径を横断するように張られている。ハンミョウが多く、一歩ごとにキラキラした虫が飛び上がってはどこかに消えていく。

通り抜けると、Tさんはありえないくらい大量の蚊に食われていた。ヤブ蚊だ。かわいそう。
本堂は、すごく古い、って感じだった。
何か役に立つことを知っていれば、屋根やら庇やらの形でいついつのなになにですね、と思ってありがたがれそうだったが、わからないので、すごいな〜と思った。玉ねぎのような、うんこのような形の飾り窓だけが唯一わかり、あれは“花頭窓”という窓で、花頭窓だから……つまり……と、うろ覚えの知識で何かをわかろうとしたが、何もわからなかった。何もわからないものを見ると、もっと勉強しておけばよかったなと思える。

靴を脱ぎ、濡れ縁を奥まで見た。立派な庭だった。手入れが行き届いているというよりは野生の庭だった。平らにならした小石に熊手で線が引いてあり、相当良いものとして感じられた。静かでいいものだった。池があるより良いなと思った。ずっと見ていられる。
木製の半円テーブルと小学生の座るような椅子が何組か置いてあった。
アーチのある渡り廊下で本堂と母屋がつながっており、小さな棚やなんかがあり、なんとなくちまちましたミニチュアめいた感じがあって良い印象を持った。
読経が始まっており、なんとなく聞く。
何の、どこの、どういうお経なのか分からなかった。何もわかることがない。
木魚とりんを巧みに使い分けながら読経が続く。
がっしりした、空手でもやっていそうな住職だった。六代遡れば先祖は千人にもなり、自分の命にはそれだけの関わりがある、一日一日の命を味わい全うしなさい、という旨のことを男性に向けて言っていた。

恐らく地元の人が、白い長方形の大きな包みを持ってきており、納骨だった。
お盆には少し早いと思うが、そういう雰囲気だった。
盆とか法事とか、あと葬式もだが、わりと好きだった。引越しとか卒業式とか正月に通ずる雰囲気がちょっとだけある、独特の賑々しさがあって、普段の単独で生きている感じとのギャップがある。寺はその感じがいつもあるので好き。

ラーメン店に行く。

寺の真向かいが本店で、昼にはやや早い時間なのにひっきりなしに客が入る。
太い麺で、豚骨だった。かむくらばかり食べている身には、これが……ラーメン……という感じだった。なぜかたくあんが五枚も付いてくる。
サカナクション新宝島は実写バクマンの主題歌なんだと教えてもらい、ええ〜?と思ったが、そのつもりで歌詞を思い返してみれば「丁寧丁寧丁寧に描くよ」も確かにめちゃくちゃバクマンで、“バクマンの主題歌”というお題に対してこんなに高得点を叩き出してしまうというか、お題があったことすら霞んでしまうくらい完成度の高いものを作り上げているすごさ……みたいなことを考えた。わりと、サカナクション山口一郎の話をしていた。

観光案内所でもらったパンフレットがあった。
幽霊や妖怪譚を集めたもので、即心院跡を見に行く。
暑さがすごい。死にかねない暑さ。
それから、虎畫石、みたいなものを見るためにうろうろと歩いた。なんて事のない道端にいきなり石がある。
石だ、と思い、満足して、駅に戻った。

山頭火によく会う

寂し〜


ボルベリアダグリに泊まる。
正式名称は「国民宿舎ボルベリアダグリ」だった。
名前のすごさに圧倒される。

異常な数のトンボが飛んでおり、Tさんは一瞬嫌がったが、「でもトンボだから許すか……」と態度を軟化させていて、確かに私もトンボだと許せる感じがする。なんでだろうな。トンボってカナブンやハエみたいな動きとは違うので脅威じゃないのと、あとなんか、清潔な感じがする。

乗った

ダグリ岬遊園地を見る。
強風のため観覧車は休止していた。
紙コップみたいな形の座席で、鉄骨が遠目にも分かるくらい茶色に錆びついている。これが目玉、という感じだったので、乗れないのが残念でもあったが、今にもバラバラになりそうでもあったので乗れなくて良かったような気もする。
黄色いベストを着た関係者が、地域行事の段取りをするような感じで、家庭用キャンプ用品みのある仮設テントを移動させたりしていた。
のりもの券を購入して、のりものに近づくと、遠くから駆け寄ってきて作動させてくれる。
視界の外側でじっと見られている感じがあり、なぜか「裏バイト:逃亡禁止」のことを思い出した。

風が強い

いい階段

砂浜でサンゴを拾う。
形のいいサンゴが欲しかった。何個か拾い、比べてみて、結局一番初めに拾ったものが一番よかった。

ものすごく丸い石を拾い、持ち帰ることにした。

Tさんは泳ぎたそうにしていた。

左のサンゴにした


分不相応な飯

夕方、暴風雨と言っていいほどの雨。
ヤシの木が右に左にしなっているのを視界に入れながら夕飯。
旅館っぽいちまちましたものが沢山並んでいて面白い。旅館のご飯。

取手の壊れた急須に吸い物が入って出てきた。じゅんさいだった。じゅんさいを説明しながら嘘ついてる人みたいになった。
お重に入っているうなぎが出た。
私はうなぎにそれほど執着がなく、確かにうまいが、サンマだろうがブリだろうがこの味付けならうまく感じるだろうと思うのだが、Tさんは違うらしい。うなぎへの向き合い方の違い。
大隈産の鰻は日本一と名高いらしかった。部屋に戻ってパンフレットを読んでいたらそう書いてあって、急にありがたく思えてくる。

海見える

喉がスースーする味

旅行だ

ここまで来てなぜかSHERLOCKの忌まわしき花嫁を見る。すごい面白さだった。


 3日目

朝から雨。

日南線で宮崎方面に移動するつもりでいたのだが、台風が近づいている影響で運休している。10時にチェックアウトなのでロビーでだらだらとああでもないこうでもないと言い合う。

貼ってあるポスターを見て、トヨタのカーシェアを借りれば良いのでは? と思い立ち、アプリ上で利用開始の手続きを済ませたが、承認に一週間ほどかかるというので椅子から転げ落ちそうになった。(旅から帰って5日ほど経ってから通知が来た。事前準備は大事という話。)

ロビーには広い窓があって、眺めが良い。突然雨が降ったり、それがいきなり降り止んだりするようすがよく見える。

何も決まっていないが、とりあえず展望台を見に行く。

海を見に行く

カニを追う私

たぶん枇榔島

5分足らずで展望台へ着いた。

風が強い。

何も予定が決まっていないので、しばらく呆然と座った。石のベンチから立ち上がると思ったより尻が濡れている。

Tさんが、タクシーで近くの遊園地まで行き、11時半の乗合バスに乗って串間まで行くことでショートカットできることに気づき、そうする。

 

苦しんでいた痕跡

串間は駅舎が古く、近くに新しい観光案内所ができていた。

道の駅ではキリンジが流れ続けている。

パッションフルーツが5つも6つも袋に入って500円で売られており、しばらくパッションフルーツのことで頭がいっぱいになってしまった。果物ナイフもなく、表面がシワシワになってからが美味しいものなので、今食べられるわけではない。

寿司を食べる。スシローに慣れた体で別の回転寿司屋に入ると異世界のよう。
どれも美味しい。醤油が甘くて面白い。

Tさんはシュークリームを絶賛していた。

牛乳

2013年頃に副鼻腔炎で入院したとき、熱が下がって表面上は元気になると、退屈で、売店のおやつなどを買い食いしていたが、そのとき飲んだ大阿蘇牛乳は青いトマトのような雰囲気があって驚いた記憶がある。
これは大阿蘇牛乳ではなくてデーリィ牛乳だが、美味しかった。トマトの味はしなかった。

いいポスター

ヌオーおる

昼過ぎ、串間から出る日南線に乗る。
国籍の分からない、アジアとも中近東ともつかない雰囲気の、ものすごい量の食料品を買い込んでいる女性らと乗り込む。
電車は二両編成で、よく揺れる。山あいを進むと、誰も手入れをしていない雑草が車窓をペチペチ叩く。雨でも当たっているのかと思うような音がする。
緑がもりもりしている。あまりにも民家がない。田圃や畑というわけでもない、ただ漠然とした空き地。地元もこんな感じだが、もりもり具合では敵わないような気がする。

落書きしてある

 

青島を通り過ぎる。本来は青島神社に行こうと話していたのだが、列車の本数が少ないため、行かなかった。田舎出身なのに田舎のことがよくわかっていない。
サーファーが多いらしく、それらしいファッションをした人が乗り込んでくる。

柑橘類のポスト

 

油津で乗り換え、南宮崎から一駅で、宮崎駅に着く。

突然都会だった。串間で出してもらった切符は自動改札に通せないもので、駅員さんに手渡しで外へ出る。

小綺麗で、東京駅のようでもあり、名古屋のようでもあった。私の地元の最も栄えている部分とみても100倍は都会で、東急ハンズやローカル百貨店のようなものや激安の殿堂などが並んでいる。

土曜のためか、駅中にはキッズが多い。遊ぶためというよりは、集まって自分たちのグループの威信を示したいような雰囲気で、通り過ぎる人たちの、とくに同年代の顔をジロジロと見ている。

すごく甘い

 

突然ものすごい雨。待っていたら止みそうなので、冷たい飲み物を飲んで待つ。

雨雲レーダーを何度も確認し、そろそろだろうというところで駅を出ようとすると、さっきのキッズたちにお巡りさんが加わっていた。

駅を出てひたすら歩き、ホテルを目指す。
地図上ではすぐそこに見えたのに、意外と遠く、20分ほども掛かった。
道が広い。生命保険会社ばかりの通りがある。

フロントマンが、マスク越しにもわかる濃い顔立ちをしていて、九州、と思う。

天気悪い

 

夕飯をどうするか全く決めていなかったので、Googleマップを開いてあれやこれや話し、韓国料理屋へ行くことにする。

宮崎くんだりまで来て韓国料理屋? だが、美味しかった。マッコリとコーン茶、焼きセンマイ、チーズ味の粉末がまぶされたヤンニョムチキンなどを食べる。

とんでもない雨が降ってきて、また止む。
降り止んでいるうちにさっさと戻ればいいのに、激安の殿堂を覗くなどする。
あまりにも激安の殿堂だった。激安の殿堂なんてどこで行っても同じなのに、なんだか妙に面白く、海外旅行で地元スーパーを冷やかすように見る。

お互い荷物がパンパンなのに、誘惑に耐えきれずそれぞれ変なお菓子や飲み物を購入する。

ぜんぶ変

 

地上波では東京卍リベンジャーズを放映するらしい。
コインランドリーとの兼ね合いで、風呂か東卍かどちらかを選ぶ必要があり、風呂を選んだ。
大浴場はホテル専属のものではなく温泉施設としても独立していて、わりと、にぎわっていた。
昨日の国民宿舎のロッカーがボロだったことが気にかかり、受付でロッカーの鍵を受け取りながら「脱衣所のロッカーって鍵つきですか?」と聞くと、受付の女性は「これが鍵ですよ!」と笑っていた。
大浴場はなんとなく縦長のつくりで、何らかの部活の遠征で泊まっているらしい学生でワイワイしていた。どこに行っても学生がいる。
風呂にテレビがあり、普通に東京卍リベンジャーズを見ることができた。サウナで見た映像って妙に心に残る。

酒類を購入していたことも忘れ、いつの間にか寝ていた。

 

4日目

チェックアウトが遅いので、寝坊をしても許される日程だった。
朝食。何となく手作り色の強いお惣菜みたいなものが並んでいた。
カンパチのフライだと思ったものが、なんとなくコロッケに似ているなあと思いながら食べてみたらコロッケで、狐につままれたような気持ちになった。
Tさんは「別になんてことのないフライでしたよ」となぐさめてくれ、面白かった。

カンパチ≠コロッケ

Tさんが、部屋番号の語呂合わせを「さいごまでいっしょだよ」と作ってくれたおかげで、チェックアウトを済ませてもこの先三年くらいは部屋番号を覚えていると思う。

宿を出て、駅へ向かう。

暑いが、風があるのでまだマシ、荷物はますます重く、台車に押して運びたい……と何度か考えた。

火砕流の痕跡らしい

 

志布志まで引き返し、船に乗る。

銅羅を鳴らしていた

台風は遠ざかりつつあったが、海が荒れているのか、ありえないくらい揺れた。
廊下を歩いていると、船体の揺れに合わせて両足がちょっと浮く瞬間がある。

船酔いで具合の悪くなった学生がロビーのソファでうずくまっている。酔うよね。

甲板のライブカメラが見られる。怖い

5日目

起床。風呂に入る。夜は何も見えないので、明るい方が目が面白い。

思ったよりも下船に時間が掛かり、出勤時間が迫ってくるので気が気でなかったが、たくさん走ったので致命的な遅刻は避けられた。

そんな感じで旅行が終わった。

4泊あったが、まだ全然休める。10泊くらいしたい。