最近の日記(2021/1/21〜)

2021/01/21
SNS上にアップされている写真、こんなに小さな正方形の画像でも意外と室内の様子が筒抜けになっちゃうんだなと何回でも新鮮に感じている。


2021/01/22
MIDIキーボードを買ったのだが全く触れていない。
友人とzoom飲み会をする。
“zoom飲み会”、なんか去年の前半あたりの妙にうわうわした雰囲気が凝縮された言葉だなって感じがするけど、いまだにわりとやっている。どうぶつの森をやっている。どうぶつの森はゲーム内での意思疎通がチャット画面(使いにくい)しか用意されていないので音声通話が必須だといえる。
zoom繋げたまま歯磨きして寝室まで移動すると自宅なのに「お泊まり会」の雰囲気になるのが不思議で面白い。

 

 

2021/01/26
通話があり、楽しかった。
俺理論って言語化していないだけで色々あるけど、なんとか論とか読むと当初は著者独自の俺理論でしかなかったものがここまで届いてるのってとてつもないことだなという感じがする。

 

2021/01/27
部屋が永遠に汚い。掃除をする。
文鳥のカゴをエアコンの風から守るためのカバーをプラダンで作った。プラダンがこんなにあってどうするんだと思っていたけど意外と使い道がある。
Tさんとレコード屋を巡ろうと前々から話していたが、中止になった。昼過ぎからTさんの事務所で作業。タイ料理を食べる。作業通話の話をする。
男たちの挽歌を見た。一人じゃ見なかっただろう。香港映画ってシリアスな作品でもギャグパートがきっちり入るから親切というか映画にもてなされているな……と感じる。バイオレンスな作品だけど乱闘シーンをはじめ節々に何となく牧歌的なところがありチャーミングな作品だなと思った。インテリアやファッションが一周回ってめちゃ良い感じに見えるターンにいる。挽歌って挽肉と同じ字だな。
九龍とかネオンの看板が並んでるあのよく見る通りとか香港の風景にはロマンがある、あのネオンな感じにサイバーな感じを足し合わせたような誇張されたチャイナ感を好む層がある気がするけどあれになんか名前ついてるんだろうか。ブラックレインみたいな世界観のやつ。
呪術のアニメを見た。前に漫画読んだときも思ったんだけど、序盤から“作中で最強とされるキャラクター”がバンバン出てくるので不思議な感じがする。序盤の最強はストーリーが進めばすぐにひっくり返されるだろう(あんなに恐ろしかったベジータフリーザにあっけなくボコされたみたいに)と頭のどこかで思っているらしく、なんか狐につままれたような気分のまま読んでいる。あと「すごく強い敵」と対峙した後に「他校の生徒との交流」が来るのがすごく不思議なかんじだなと思った。ホテルの部屋に入ったら、使い捨てスリッパの場所はクローゼット開けた足元! って体に染み付いているんだけど、そこにスリッパが見当たらなくて机の引き出しに入ってた。みたいな感じがする。
レモン味の鶏肉料理が食べたくて毒みたいに酸っぱい激安濃縮レモン果汁をガンガンに入れたものを作ったんだけど、完成すると全然酸っぱくなくて不思議だ。バターを入れたせいだろうか。

 

2021/01/28

ペンギン・ブックスが選んだ日本の名短篇29

ペンギン・ブックスが選んだ日本の名短篇29

  • 発売日: 2019/02/27
  • メディア: 単行本
 

ペンギンブックスが選んだ日本の名短編29を半分くらい読む。
三島由紀夫をあんまり読んだことない、金閣寺とか仮面の告白は読んだはずだけど内容も感想も全く覚えてない、で、憂国が面白かった。こんなことを言ったらダメなんだけど本当にこの場面だけを描きたかったんだな……という熱意がすごくて、ピークの部分だけ書くところがちょっと同人みたいだった。ハチハニー(蜂蜜とレモン汁とウイスキーをお湯で割ったもの)を飲みたい。

 

2021/01/29
ゴールデンカムイの最新話を毎週追いたい気持ちがあったけど漫画雑誌買ってまで読む気がしないな〜、というところに、物理で毎週購入しなくてもヤンジャンのアプリを利用すれば読みたい回を一話ずつ購入できるのだということを教えてもらった。アプリ内でのみ有効なコインを購入して一話ずつ支払っていくかたちで、一話60円。
ヤンジャンのアプリ経由で任意のサービスを利用開始すれば謝礼にコインをプレゼントしますというのを見つけ、それで目先のコイン欲しさにしょうもないアプリゲームを始めてしまった。よくある感じの、めちゃバタくさいキャラクターを集めて城砦を築くみたいなやつ。それをレベル15まで上げるというのが達成条件で、今日終わった。たしかにコインを賜った。結構ちまちまプレイすることを強いられるので、褒美をもらってはいるけど完全にプラマイゼロだったなという感じがする。以上。
文鳥に初めて小松菜を与えた。今日までずっと豆苗だったので。小松菜の葉っぱはデカいので怖かったのか近寄ろうとしなかった。デカいものが怖い、正しい。お店の人は「おとなしくて手が好きな子ですよ」と言っていたが、おとなしいというか本当に臆病で、小鳥がこの家に慣れてのびのび過ごせる日が本当に来るんだろうかと心配になる。小鳥でさえこれだけ心配なんだからいわんや人間の赤ん坊をや。

倉俣史朗のデザイン: 夢の形見に

倉俣史朗のデザイン: 夢の形見に

 

 倉俣史朗について書いた川崎和男の本読んだ。タイトルから想像した内容とはかけ離れていた、かなり面白かった。記号論っぽい話。理屈がキッチリしているのに情感があって少し泣けた。大変おもしろく読み、図版も見て納得したが、本を閉じると何がなんだったのか全く思い出せないし説明もできない。何も分かってなかったのかもしれない。

キッチン・コンフィデンシャル

キッチン・コンフィデンシャル

 

 アンソニー・ボーデイン。アンソニー・ボーデインのキッチン・コンフィデンシャルがかなり面白く、何冊か読んだ。スコセッシが好きなのですぐに「スコセッシみたい」と言ってしまうし、スコセッシっぽいものに良いなと思ってしまうんだけど、この本もスコセッシだな〜と思って好きだった。今なんかやってるのかなと思い調べたらアンソニー・ボーデインは2018年に自殺していた。61歳。悲しい。

日本映画史110年 (集英社新書)

日本映画史110年 (集英社新書)

 

 レポートを書くために四方田犬彦の日本映画史100年を嫌になるくらい読んだら明治〜昭和史と前よりも仲良くなれた感があり、パーツから全体を理解していこうとするのってかなり良い気がするなと思った。中高で気づきたかった。あれ……もしかして近代史ってゲームで覚えればいいんじゃない? なんかそういうゲームなかったっけ? と思ってHearts of Iron4のことを思い出した。steamにあった。楽しめるまでに努力が要りそうな雰囲気なのでとりあえず実況動画を探したら、5年くらい前に実況ファンの友人から見るように勧められたのと同じ動画にたどり着いた。でかい円を描いてはじめに戻ってきた感ある。
実家と通話する。ビデオ通話だと両親が嬉しそうなのを感じる。まだ毛がついているような熊の爪を処理したのを見せてくれた。

 

2021/01/30
ボリュームのある夢を見て起きる。
小鳥と遊び、風呂でコーヒーを飲む。るきさんで見てからたまにやってしまう。風呂コーヒー。

るきさん (ちくま文庫)

るきさん (ちくま文庫)

  • 作者:高野 文子
  • 発売日: 1996/12/01
  • メディア: 文庫
 

るきさんみたいな漫画をもっとたくさん読みたくて、“るきさんらしい”らしいと聞いてこれを読んだけど思ったほどには似ていなかったということがあった。

ハルチン

ハルチン

 

無印のアクリル製の円筒型ペン立てはずいぶん前に廃盤になったらしい。困るよ。

 

2021/01/31
1000話無料なので今からでは絶対に間に合わないが、クッキングパパを読む。「クミクミ(弾力のあるものを食べる音)」とか「ホガホガ(熱いものを頬張ったときの音)」とかサラッと書いてるけどすごいなと思う。虹子が本当にいい。好きだ……虹子。
なす料理。なす料理への愛が年々高まりつつある。なすを油と水と醤油で煮るだけの料理が美味しい。肉に匹敵するうまさだ。油を食べるための手段としては肉よりなすのほうが効率がいい。なす田楽があれば肉いらん時代(=老い)がすぐそこまで来ている。なす料理を作るといつもNARUTOのキャラクターであるカカシのことを思い出してしまう。“なすの味噌汁”が好物であるという設定だった。こんなにもしょうもない記憶がなすとガッチリ結びついてしまっている。